Gut Busters

大腸に食い込む「音」を求めて・・・

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マディー・ウォーターズについて

20歳の時、ベスト盤を買ってからずっとマディー・ウォーターズが怖かった。どんな泥臭いブルーズが聴けるのか?と楽しみで、CDを買ったものの、泥臭いどころか、底なしの暗黒泥沼にずぶずぶと沈んでいく感じがして、速攻でCDを止めた。マディー・ウォーターズの「黒さ」は半端なかった。

マディー・ウォーターズと言えば、現代の音楽の歴史には決して欠かすことのできないブルーズマンだ。ローリングストーンズもクラプトンもAC/DCもみんなマディー・ウォーターズの大ファンだ。俺も粋がって聴いてみたけど、とんでもない目に遭って引き返してきた。よくみんなこんなどす黒い音楽を平気で聴けるな、と不思議に思っていた。マディー・ウォーターズがただ単に個人的にダメなのか、もしくはAC/DCのような「本物」はマディー・ウォーターズのようにどす黒い音楽でも消化できるくらいの強靭な精神を持っているのか、かなり困惑した。

例えば、ブラックサバスとかアリスインチェインズとかは、「暗い」。特に後者は、聴いていてものすごい憂鬱な感じになる。でも、これは「暗い」だけなのだ。歌詞が暗い、メロディーが暗い、という感じで「意識的」に作られた暗さである。でも、マディー・ウォーターズの歌詞は暗くもないし、メロディーも普通、でもどす黒いのだ。暗いというより黒い。

もう18年間も経ってしまったけど、驚いたことに、この年になってやっとマディー・ウォーターズが「自然に」いい、と感じるようになった。今じゃ毎日ヘビーローテーションで聴いている。この国に来てからというもの、アフリカ人の友達が出来て、たくさん語り合ったから俺にもアフリカ的な根性がついてきたのだろうか?

改めてマディー・ウォーターズを聴いてみると、本当にいい。それこそまさに大腸に響いてくる音である。小さいころに食べられなかった珍味の良さがやっとわかるようになった感覚だろうか?昔は怖くて覗けなかった暗黒の底には何があるのか?と確かめてみたところ、そこにあったのは純粋な汚れのない「性欲」だった。「オマエの金も料理もいらない!俺はただオマエとやりたいんだ!」(歌詞抜粋)。大腸からの叫びである。
スポンサーサイト

 | ホーム | 

FC2Ad

プロフィール

アチョーT

Author:アチョーT
大腸に食い込むクオーターチョーキングを探求するギタリストです。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ゴムボール数

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。