Gut Busters

大腸に食い込む「音」を求めて・・・

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ザ・こだわり

ギターを弾いた人ならみんな体験したことあると思いますが、指先痛くないですか???超素人な質問してしまいました。私もギターを始めた頃は指先が痛くて痛くて。皮がどんどんむけていきましたね。ギターを始めた頃聞いていた音楽があまりチョーキングを使わないものだったので、ただただ弦を押さえているだけでした。しかし、洋楽のロックをカバーし始めるとチョーキングが出来ないと話にならないので、ひたすら弦をひん曲げる練習をしました。そして、チョーキングで音を持ち上げながらさらにビブラートをかけるというロックギターの王道の技も身につけなければいけませんでした。そこで軟弱な私は弦を最も細いものにし、チューニングも半音下げ、「楽」にギターを弾いていました。

しかし、その後憧れたギタリスト、Zakk Wylde がものすごく太い弦を使っていたので、私も真似しました。高校3年生の頃ですね。それでギターもものすごく低く構えてライブをやっていたのですが、言うまでもなく腱鞘炎になりました。やはり高校生の頃はガンガンに歪んだギターばかり聴いて、そして弾いていたので、あまり細かい音のニュアンスとかは分からなかったですね。

しかし、その後AC/DCを聞くようになり、様々なブルーズを聞くようになると、ギターはちょっと歪ませて、それでしっかりピッキングし、しっかりチョーキングし、しっかりビブラートをかける、ということこそが大事だな、と感じました(QCの大切さに気づいたのはここ2,3年です)。ピッキングやチョーキングのニュアンスがもろに出るセッティングにすると、弦の太さとかテンション(張り)がもろ音に反映されてしまうんですよね。そうなるとやっぱり太い弦を使い、ビンビンのテンションで硬く張った弦をピッキングで一刀両断するほうが断然良い音が出るんですよね。音の立ち上がりが良い、というか。音抜けが良いと言うか。しかし!そうなると相当左手の力が必要になるんですよ。チョーキングするにしてもビブラートかけるにしても、ちょっとギターをサボると元の木阿弥。指先が柔らかくなっていて、もう痛いのなんの。

最近私はチャリンコで大転倒し、左手を捻挫してしまいました。しかし、先輩のライブにゲストとして呼ばれていたので、何とかしなきゃな、と思い、一番負担がかからない、ほっそーい弦を張り、本番に臨みました。もう、なんと言えば良いんでしょう。弦をガン!と弾いても反応が薄っぺらいんですよね。弾いていてちょっと悲しくなりました。最近やっと左手が治ったので、市販で一番太い弦を張りなおしたのですが、これはこれで指先が柔らかくなっているので痛い(笑)。QCもビブラートも超イマイチ!ギターってちょっと休むと振り出しに戻ってしまうんですね。恐ろしい!!!

色々と面倒くさいけど、一回太い弦を張ると、なんかその魅力に取り付かれますね。指先痛いけど、ちょっと我慢しようと思えるようになりますね。

以前B.B. Boogie の玄さんがマルコムみたいに超太い弦(アコースティックギター用の弦!!!)をはったら速攻腱鞘炎になったそうです。腕を痛めてしまっては元も子もありませんが、分かるなあ、玄さんのその気持ち、その心意気。観客席から見れば、弦の太さなんて絶対分かりませんよね。だから超地味なものなんですけど、このこだわりってなんかやめられないんですよね。ああ、ギタリストナルシシズム。
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Emperor of Rock 'n' Roll

すごい!すごいです!すごすぎです!!!もう私が何を言おうとしているかは皆様察していると思います。AC/DCの新譜はやばいです。

Rock 'n' Roll Train という曲をアルバム発売前に聴きまして、このブログにも感想を書きましたが、アルバム全体も予想通りの完成度でした。まず断っておきますが、これは新譜だからと言って私は甘めにジャッジしているのではありません。本当に凄いのです!

今回のアルバムを聴いて分かったのですが、AC/DCはマイケルジャクソンの「スリラー」に続く、CDの歴代累積売り上げ2位であります Back in Black 以降、いわゆる「低迷期」に入ります。ドラマーとの別れがあったり、マルコムがアル中になってしまったり、色々とありました。しかし、相変わらず、ライブは常に満員だったのですが(すごい!)。でもドラムがオリジナルの Phil Rudd ではなかったからか、昔のAC/DCの様に歴史に残る曲は中々生まれてこない時期でありました。しかし、Phil がカムバックし、リリースした Ballbreaker 辺りから本来のブギーサウンドが戻ってきました。Live in Madrid というDVDにおいては異様な程の盛り上がりが拝見できます。次作の Stiff Upper Lip もすごい良かったです。

しかし!今回のアルバムを聴く限り、始めて本当のAC/DCが戻ってきたような気がするのです。まずは曲がすごい!そしてブライアンのボーカルがすごい!なんとブライアンは現在61歳!!!しかし、いつも通りの金切り声でシャウトしてます。おそらくこのおっさんはロックンロールの歴史の中でもっとも過小評価されているおっさんでしょう。だってこんな声普通61歳になったら出せないですよ。なんで過小評価されてんのかなあ?ルックスがおっさんだからか???

そして、個人的に何よりもすごいな、と感じたのは、このアルバムの「音抜け」なんですよね。とにかく音が抜ける抜ける。いつもの通り、「大腸」に響くサウンドなのですが、それが脳天を突き抜けて行くんですよね。そこで気づいたのですが、全2作においては、音抜けが今イチだったんですよ。でも今回のアルバムはPowerage以来の音抜けです。そうなんだよな。AC/DCにはこういう音を出して欲しいんだよな、僕は。

とにかく、B.B. Boogie ののぶさんが言うようにRock 'n' Rollというものは「やり続ける事」が大事なんだな、と思いました。とにかくやり続けること、それがロックンロールなんだな、と思い知らされました。これだけ走り続けても失速すらせず、むしろ「深化」していくバンド、AC/DCはまさに怪物バンドですね。本当にこれは恐るべき事です。大事件ですよ!!!皆さん、是非「悪魔の氷」を買いましょう。そんな事言われなくても買った方々が殆どかもしれませんが。

1/4という反抗

さあ!大好評のギター日記、第2弾です!あ、突然訂正。前回の早弾きは速弾きの間違いでした。

さて、前回は速弾きという大多数のギタリストの心の闇の部分にスポットを当てました。私自身が速弾き挫折組、ギタリストで言う「負け組」出身なので、前回の記事はある意味アウェイでした。今回は現在の私の「魂のホーム」で執筆をさせていただきたいと思います!

エレキギターの神髄はズバリ、クオーターチョーキングにあると私は断言させていただきます!

クオーターチョーキング(以下QC)とは一体なんぞや?ギターという楽器の特徴は弦に直接触れて演奏をする事です。そこがピアノと一番違う所ですね。ピアノは鍵盤が弦を叩きますもんね。そう言う意味ではバイオリンも弦に直接触れますが、ギターとは奏法においてものすごく違う所があるのです。バイオリンはフレットがないので、弦にそった指の横の動きでビブラートなどをかけ、音程を上下させます。ギターはフレットが打ってあるので、違うフレットを押さえないと音程は上下しません。しかし!ギターは弦を縦にひん曲げる事により、音程を上げ、ギターを「泣かせる」事が出来るのです!これをチョーキングと呼びます。よく考えてみるとかなり強引で、かなり「不良」な荒技ですよね。

よく「泣きのギター」とか言いますけど、それは要するにチョーキングさせた音に更にビブラートを加え、ギターが叫んでいるような音を出す事です。

チョーキングは弦のひん曲げ具合により、弦が切れない限りはどんな音程でも出せます。一音ちょうど上げる事も出来ますし、半音ももちろん可能。その代わり、間違えると調子はずれな音痴ギターになります。

QCというのは、その名の通り、音を1/4だけ上げるのです。しかし!これを額面通りにとってはいけない!!!ブルーズのQCを聴くと、最終的には半音上がっているのです!だけど、半音チョーキング(以下HC)とも違う。何がちがうのか???

QCはいわば、「チョーキング進行中」なのです。QCは1/4きっちり上がっているわけではなくて、元の音から、少しずつ上がり、1/4を通過して、最終的にHC辺り、もしくはもうちょっと上にたどり着くのです。そしてこの感じが何ともネットリとイヤらしい。粘着度120%です。

しかも!しかも!本物のQCを聴くと何かこう大腸が凄くくすぐられるような、締め付けられるような気がする。「腹にくる」ギターなのです。とくにQCが多用されるブルーズを聴くと、音楽に癒されるという感覚とはほど遠く、大腸にガンガンくる締め付け、まるで腸捻転と戦うようなしかめっ面になります。ブルーズは安心して聴ける音楽ではないのです。これは腸捻転との戦いなのです!!!

そして、聴き手に腸捻転を起こせるかどうかはまさにQCの「濃さ」にかかっています。単に弦を持ち上げるだけじゃダメです。指先で弦を持ち上げるのではなく、こちらのはらわた煮えくり返るような思いを、大腸運動を通じて、弦をひん曲げるのです!しかも、今にもHCに達しそうなのを我慢して我慢して、「HCに届いちゃいそうだけど、まだまだ!」という格闘を自分の中で繰り広げるのです。これがQCの神髄だと僕は思います。

ちなみにはらわた煮えくり返るような思いとは、例えば待ち行く超プリティーな女性を見て、それに手が届かない時に感じる「ちくしょー!俺が何をしたって言うんだ!!!」という感覚がよい例です。皆さんにも身に覚え、ありませんか???

ちなみに西洋音楽の音階とは一番最小のステップが半音なのです。1/4なんていう半端な数字はないのです。西洋で生まれた楽器、ギターをオーソドックスな弾き方で演奏せず、無理矢理弦をひん曲げ、しかもQCというわけの分からんものまで創り出してしまったブルーズ、そしてロックンロールに飽くなき反抗を感じます!!!

参考画像:
B.B. King "Live in Cook County Jail" のジャケット
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早弾きコンプレックス

新しいカテゴリ始めました。名付けて「ギター日記」。

ロックギタリストというものは何か同じようなメンタリティを持っていると思います。ロックギターはフィーリングだ!生き様だ!顔だ!などなど、いろんな意見があります。今回は、ロックギターを弾くギタリストの根底に流れる、劣等感、その影、闇にスポットライトを当てたいと思います。

Deep Purple の Highway Star から始まり(多分)、Eddie Van Halen の Eruption、そしてYngwie Malmsteen (スペルあってます?)の Rising Force、などなど。ロックギターはその早弾きの歴史において、どんどん(テンポ的に)進化してきました。より早く、正確に!これが必死に競われたのが80年代辺りですよねえ。もうロック界のバブルのごとく、このような「量的な」ことが必死に競われたのですが、どうやらその無意味さに気づき、そもそもソロなんていらないじゃん!的な退行をしたのが90年代の「グランジ」だと思います。より早くというより、よりダルく。より正確にというより、よりダーティーに。とギターソロはどんどん逆方向へ進んで行きました。今は正直言ってどんな過程にあるのか分からないんですよね。そもそもロック自体がまだ盛んなのでしょうか?最近はやっている音楽が分からないので、ここは勉強不足です。

今となっては「早弾きこそがカッコいい!」というギタリストは逆にバカにされるような風潮があります。私自身、早弾きが出来ないので、早弾き至上主義のバブルが終わってくれて、正直ほっとしております。しかし!ロックギタリストというものを真剣に目指した人たちならば一度は早弾きにチャレンジして挫折している体験を持っているものと思います。いや、別に挫折せずに見事早弾きギタリストになって人もいると思うのですが。いくらフィーリング重視のギタリストでも、何か凄い早弾きを目の前にすると落ち込んだり、劣等感を感じると思います。早弾きなんかしなくても味のあるギターなんだからそんなことに劣等感を覚えなくても良いのに、と思いますけど、僕の知っているギタリストはみんな早弾きにコンプレックスを持っています。しかし!それが何とも人間らしいのです。逆にそう言うギタリストの姿を見ると、僕は落ち着きます。「ああ、やっぱりこの人もギターキッズ」なんだな。と思いますね。

私は思春期、早弾きに挫折しました。そしてその挫折感はずっと残っています。でも今はロックンロールは早弾きというより、リフであり、フィーリングであると思います。そしてもっと細かくいうとロックンロールギターはクオーターチョーキングという微妙なチョーキングにあるとさえ思っています。しかし、私はなんか早弾きをバカにする気には絶対なれないんですよね。早弾きが出来ないくせに、早弾きをバカにするのは負け犬の遠吠えにしか感じないんですよ。先ほどの「テクニック至上主義バブル」はじけた90年代以降においては、早弾きに対して否定的な意見を持つひとが大勢出てきました。しかし、早弾きが出来るひとがそれを否定するのは納得できるのですが、早弾きにトライした事も無く、その挫折感も知らないひとが早弾きを否定するのはなんか違うんですよね。それがドラマーだったりベーシスト、もしくはボーカリストだったら話は全然違います。まあ、全然違う畑&使用目的でギターを使っているアーティストが早弾きを否定するのも全然OKだと思います。しかし、ロックギターで勝負するひとが早弾きを頭から全否定するのはなんか違うな、と思います。その時点でその人はロックギターというジャンルから降りてしまっているような気がするのです。

早弾きに対する憧れと挫折感を持っている人って自分と同類ですごい共感できるなあ、と感じます。

Rock 'n' Roll Behavior

やはりロックンロールな漫画といえば「行け!稲中卓球部」ではないでしょうか?かなりの人がこの漫画を知っていると思います。超簡単に説明させてもらいますと、前野、伊沢というモテなくてキモい2人組の中学生が数々の伝説を残していくという漫画です。かなりの人が読んでいる漫画なので、どのシーンが好きか?という話を昔は友達とよくしました。私の経験では一番人気のあるシーンは、田中というどスケベのキャラクターが「根性試し」として前野・伊沢にそそのかされ、ヤンキーの女子に「カンチョー」をするシーンであります。その女子が「なんだ!」とふりかえるや否や「やんのかコラー!!!」と怒鳴り散らすという「逆切れの真髄」を田中は見せてくれます。

そのシーンも好きなのですが、個人的には同じくらいインパクトのあるものがあります。前野たちがかなりイケている女子高生とカラオケに行く話があります。そこでは女子高生たちに「ミスチル歌って~」と頼まれます。前野は伊沢に「おい、ミスチルってなんだ?」と訊くと伊沢は、「おいおい頼むぜ前野、そんなことも知らねーでよくここにこれたな」と言います。そしてミスチルとは「三橋美智也のことだよ」と言います。そこで前野は「楽勝!」と思い、ミッチーの「古城」を歌いだし大顰蹙を買います。

これマジでロックンロールじゃないっすか!!!?彼らの生き様に凄く感動しました。ミスチルが歌えずに、三橋美智也は楽勝で歌える中学生、これをロックンロールと呼ばずして何と呼ぶ!!!

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大腸に食い込むクオーターチョーキングを探求するギタリストです。

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